2016年06月18日
企画書「元祖GJ部」 (GJ部のネクストジェネレーション)
「元祖GJ部」
●概略
中学から高校にあがったばかりの高校一年生の男の子の視点で語られる、放課後ゆるふわ部活動ライフのお話。
「男の子っぽくない」と定評のある主人公は、へんてこな部活「GJ部」に入る。
一緒に入部することになるのは、同じ一年生の女の子二人。彼女たちは中学が一緒ではあるが、よく知らなくて、初対面に近い関係。
ずっと年上の部長は、高校3年生で、すごく大人っぽい女のひと。
同年齢の二人も、タイプこそ違えど、自分よりもしっかりしている(ように彼には見える)。
先輩1名、同級生2名の、合計4名のこぢんまりとした部活で、なんてことない話題を大袈裟に愉しむ、ゆるふわな放課後ティータイムを過ごしてゆく。
はじめはからかわれるだけだった主人公だが、そのうちには、彼女たちをからかい返すようになったりと――だんだんと逞しい(?)成長をみせる。
そして最終的には「部長」を引き継ぐまでになる。頑張れ男のコ。
●狙い
・高校生になったばかりの男の子視点。世界や視野が徐々に広がってゆく展開。
・高校一年生という、子供と大人の接点にある年代に主人公を置いて、大人世界への適応だとか、ステップアップだとかをテーマにする。
・はじめは女の子にたじたじだったが、次第に成長をみせて、まわりの女の子たちをたじたじとさせる側へと育ってゆく。
●発表形態
・新聞連載版は週1本。年間50話。
・単行本版には書き下ろしを加えて増量。年間72話(ないしは108話)を目指して、年2冊程度の刊行を目指す。
●キャラクター
○京子先輩
三年生。GJ部の部長。
「GJ部ロスタイム」に登場した京子。GJ部部長となった彼女のその後の姿。
大人っぽく、常に余裕を漂わせるロングヘアの女性。姉的余裕を漂わせつつ、一年生三人組を、からかったり、愛でてみたり。
○キョウタ
高校一年生。
おっとり、のんびり、マイペースな性格。
ガツガツした部分を持っていない草食主義で、「男の子っぽくない」とよく言われている。部長から「平和的敗北主義者」の称号を賜ったときにも、「ああそれいいですね〜」とあっさり受け入れる。
同じ一年生の女の子二人(ヒメ、トウカ)とは、同じ中学の出身。――といっても会話したことはなく、生徒会長・副会長コンビとして有名だった二人を、遠くから憧れ目線で見ていただけ。
同じ部活になって普通に話すようになり、彼女たちの「素」に、「えーっ!」と驚かされることもしばしば。
○ヒメ
高校一年生。
女の子二人組のうち、ツンデレで強気なほう。
もう一人の女の子、トウカとは幼なじみ。二人は十数年来の親友同士。
元気で賑やかで好奇心旺盛。よく考えずに突っ走る性格。そのおかげでしょっちゅうピンチに陥っているが、トウカの名サポートのおかげでいまのところ無事故で済んでいる。
プライドが高く、強気で自信満々に見えるが、じつはメンタルは弱くてヘタレというタイプ。
○トウカ
高校一年生。
女の子二人組のうち、弱々で穏やかなほう。
常に笑顔の大和撫子。自分に自信がなく、愛想笑いを浮かべる癖を持つ。子供の頃からヒメの後ろにくっついて歩いていた。
背が高くプロポーションも良いのだが、猫背ぎみなので目立ちにくい。
実務能力は高く、中学校時代の生徒会は、実質、彼女がすべて切り盛りしていた。でも自分ではなにひとつ決められない(決定するのは、いつもヒメ)。
一見、弱々だが、いざというときには芯の強さを発揮するタイプ。
○その他、十数話目以降から登場してくるキャラ
「本家GJ部」の三人娘。
主人公と同学年の一年生の女の子たち三人が、同好会を作り、「本家GJ部」を名乗りはじめる。
(「元祖GJ部」という本作品のタイトルは、彼女たちの「本家」に対抗してつけた呼称。じつは彼女たちは、GJ部中等部の主役であった、霞、聖羅、ジェラルディン、の三名)
posted by 新木伸 at 11:59| Comment(0)
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