2015年01月28日

英雄教室の企画書公開

 ダッシュエックス文庫編集部と、イラストの森沢晴行さんの許可を頂きましたので、英雄教室の企画書、大公開いたしますー。

新木伸「英雄教室」企画書 2014-05-12.pdf

 クリックすると、通常、PDFファイルが閲覧できます。リンク上で右クリックで「ファイルに保存」したあとで見ることもできます。

 これはどういう種類の企画書なのか、ご説明します。
 じつはウルトラジャンプ2015年02月号のインタビュー記事に詳しく書いてあったりするのですが……。
 ダッシュエックス文庫のリニューアル創刊にあたって、コミカライズのコンペがありまして……。
 自分のシリーズをコミカライズしてもらいたい人は、企画書を書いてくれば、コンペにかけるよ。保証はないけど、チャンスはあげるよ、みたいな雰囲気でした。
 フリーランスの傭兵家業みたいなラノベ作家にとっては、大変、ありがたい話です。
 そこで気合いを入れて作ったのが、この企画書です。
 そういう経緯ですので、かなりの大作で力作となっています。中に4コマ漫画があったりと……(笑)。
 通常のラノベのシリーズ開始時には、もうすこし簡単なものを提出しています。ボリューム的には半分以下。

 なお、この企画書は、あくまで企画段階のものですので、実際に刊行された作品とは、若干異なる部分もあります。
 たとえば赤ヒロイン――アーネストの持つ剣の名前が「ベリアル」になっていたり。(実作品では「アスモデウス」)
 主人公がアーネストのことを異性として意識していたりとか。(実作品では男女の区別さえついていない)
 本を購入されて読まれた方は、どこが違うか探してみられると面白いかも?

 通常の――ライトノベルの新シリーズを始めるときに書く企画書も、新木の場合には、だいたいこんなような内容となります。新木は「キャラクター小説家」なので、企画書の大半は「キャラの魅力」で埋め尽くされます。
 しかし、この企画書……。よーくみてみますと、ストーリーのことは、本当に書かれていないですねー。
 一般的にいうと、企画書のメインコンテンツは「あらすじ」となるものなんですが。

 あともう一点。ラノベの企画書として出すときには、大きく違うところがあります。
 これはコミカライズの企画書なので、そのときには、もうラノベのシリーズとしては企画通過していました。イラストレーターさんも、森沢さんで決定していました。
 なのでこうしてキャラデザも起こして利用させてもらえています。
 通常のラノベの企画書のときには、イラストレーターさんは当然決まっていませんので、このようにキャラクターの画像を利用することはできません。
posted by 新木伸 at 17:28| Comment(0) | コンテンツ

アニメの絵の権利は誰にある?

 先日、とある相談をtwitterで受けました。

 GJ部のアニメのアイキャッチの模写した絵を、地元の展覧会に出したいのだが、よいだろうか? ……という相談です。

 さて困りました。
 新木はたしかにGJ部の原作者ではあるのだが、アニメに関しては、あくまで「原作」という権利ぐらいしか持っていないのです。
 たとえばこの絵の場合には、そのアイキャッチの絵の権利は誰にあるか? ということになります。

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posted by 新木伸 at 13:41| Comment(3) | コンテンツ